Lode Runner™ 帝国からの脱出(1986)

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稼動開始時期 : 1986年11月

海外版タイトル : Lode Runner™ Escape from Empire

開発/発売 : アイレム販売株式会社

ゲーム基板 : Irem M-62 system hardware / ZILOG Z80 CPU @4Mhz


『最後の戦いが今始まる!』
『知的指数アップ!!君は無事脱出できるか。そして最後に残された秘密とは・・・・・・』
『パズル的新要素と協力2人プレイの醍醐味が新しくプラスされました。』
『THE LAST FIGHT HAS BEGUN.』
『パズル的新要素が加わったョ』『息をあわせて1・2・3』

(Instruction Card より)

アーケード版の第四段。サブタイトルが『帝国からの脱出』。いよいよバンゲリング帝国から最後の財宝を全て奪還する時が来た! 無事に脱出せよ! といったシナリオ設定であろうか。
インストカードのコピー文にも書いてあるように、事実上、これがアーケード版の最終作となった。
グラフィックと敵キャラクターが一新され、可動ブロック(通称MB)と透明ブロックの追加、二人で協力プレイが出来るなど、多くの新要素が加わったロードランナーとして登場した。 (言い換えれば、それだけオリジナル版から掛け離れた仕様になり、冒険的でもあった。)

ただ、このMBの存在がパズル性をより濃くさせたことにより、クリアーまでの解が複雑になり、全体的な難易度がかなり底上げされてしまった。
この難易度についてはデモ版を設置(ロケテスト)して様子を見てたら、開発側の思惑が外れ簡単にクリアーされた為、さらに難しくさせた物を正式に導入させた!?---------と、言うようなエピソードを聞いた事がありますが真相は謎のままです。

ステージ数は同じく30(ペアゲームは18)。ペアゲームは必ずしも二人で協力プレイと言うわけではなく、訓練すれば一人で二人分の操作が可能。
他にも、ペアゲームを取り入れた為なのか、敵キャラのアルゴリズムが少しだけ変化してるようです。
ちなみに、このペアゲームのシステムは既に前作で開発済みであったのだが、次回作である4作面まで保留にされていたそうです。


画像など

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デモ画面: 敵が総入れ替えになってから愛着が薄れたファンもいるとか。

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デモ画面(Pair Game): 彼らは夫婦だったのか、恋人同士だったのか?

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隠しメッセージ付きのハイスコア一覧(1Player Game)

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隠しメッセージ付きのハイスコア一覧(Pair Game)

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Instruction Card

その他資料 (外部リンク)